IMAP使いならThunderbirdのメッセージペインを非表示に

投稿者: | 2007年7月30日

こんな事は誰でも気がついているだろうと思っていたが、どうやらそうでもなさそうなので。
IMAPを利用することの利点は色々あるが、個人的には見る必要のないサイズの大きな添付ファイルのダウンロードで待たされない、という点もポイントだと思っている。多少回線が遅い環境でも最初の段階ではメールのリスト一覧しかとってこないわけだからPOPで全てをダウンロードするよりもずっと速い。

ところが、一旦どれかひとつのメールを選択して見てしまうと、そのアカウントにいる間は次に選択したメールも自動的にプレビューされてしまう。つまりフォーカスが当たったものは必ず選択されることになるので、たとえば何かメールを読んでそれを削除して、そしてたまたまその次のメールに巨大な添付ファイ ルがついていると、必要もないのにその添付ファイルを延々とダウンロードし始める、ということになる。
これではIMAPの利点のひとつを捨ててしまうも同然。

こういう事態を避けるために何をすればいいかというと、単にThunderbirdの「メッセージペイン」を非表示にしておけばいい。
メール一覧だけしか表示されていない状態なら、特定のメールにフォーカスが当たってもその内容を表示するためにIMAPからローカルへダウンロードを始めることは無い。
本当に内容を見たいメールのみダブルクリックでウィンドウを開いて読めばいい。
いちいちダブルクリック操作をしたり別のウィンドウを開いたりするのがいやだったら、F8キーでメッセージペインを出したり消したり出来る。

個人的にはずっと前から実践しているのだけれど、意外にやっている人がいないようなので、あえて記事にしてみた。

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