暗闇のスキャナー – フィリップ・K・ディック 投稿者: 石塚昭生 | 2005年12月28日 0件のコメント 暗闇のスキャナーフィリップ・K・ディック東京創元社ISBN:4488696090 ディック連続再読。いやあ、これは私にはダメだわ。そもそもドラッグ・カルチャーに共感をいだいたことが全くないので、実のところ読み通すのがけっこう苦行だった。最後の最後で、救いのない哀しさが真夜中の海のように、奇妙に清冽に充ちてきてびっくりさせられるけれど、そこにたどり着くまで読み続けるに値するほどだったかどうか。 TwitterFacebookTumblrGoogleBufferでシェア