Internet Explorer7 Beta3 日本語版が出たり、Firefoxの2.0 Beta 1が出たり、Microsoft Virtual PCがいきなり無料でダウンロード可能になってしまったり、ホント大変ですよなんでもやってみなきゃ野郎には。
何でもやってみる必要はないんだから今回は放っておけよと以前なら自分に言ってやれたんですがですが今は曲がりなりにもブラウザあってのお仕事もやっているので、とりあえずやらざるを得ない。
でも、職場の環境が万が一壊れると被害甚大なのでIEとFirefoxのBetaが入れてあるのは自宅のマシンだけという、なんだか微妙に本末転倒のような状態になっていますな。
そこでふと考えるわけですよ。
Virtual PCにもうひとつWindowsXPを入れてそこで動かせばいいじゃない?
というかまさにそういう使い方も想定されているわけなんだし。
とりあえず自宅マシンで(またか)テスト。
サクッとインストール…のはずが、サクッとは行かない。なぜなら、このマシンにはメモリを512MBしか積んでいないので、実はWindowsXPを二つ 動かすにはいささかメモリ不足。インストールそのものにも時間がかかり、完了して起動したXPもやっぱり動作がぎくしゃくしてる。加えて、Virtual PC内で稼働するにしてもWindowsXPはライセンスが必要で当然アクティベーションが求められる。そうか、そうだよな。
毎回Virtual PC内での操作をリセットしてしまう設定にしておけばアクティベーション期限に到達しないはずとはいうものの、それではもっさりした動きのXPを少しでも軽くするために変更したテーマだのエフェクト削除などの設定も毎回リセットされる。
結論。使えねぇ。というか、そもそもライセンスが必要であるというのが正解なのでそういう使い方はやめましょうという話ですよ。
Windows2000を入れてみる。
これはもう自宅内のどのマシンにもインストールしていないので、ライセンス的にもピカピカに白い。
サクッと入り、サクッと動く。
やっぱりWindows2000いいなぁ。機能的にはWindowsは2000程度で十分だったんじゃないかと思う。そしてXPよりずっと軽く、SPが ちゃんと当ててあれば安定性も非常に高い。なんだか2000に戻りたくなったよ、とかしみじみ思いながらVirtual PC内の2000を眺めるものの、冷静になるとそれではWindowsXP上の○○というブラウザでの表示や動作の検証という目的には厳密にはかなってい ないということで、なにやってんだよ >オイラと。
自分のバカな行動と愚痴だけ書いて終わるのもなんだからそれぞれの感想をちょっとだけ書いておこうかな。
Internet Explorer7 Beta 3
まあ悪くはない程度の出来。むしろMicrosoftという優秀な技術者も沢山いるはずの大会社が主力のソフトをバージョンアップさせるというのにどうして「悪くはない」程度のものしかできないのか、ということの方が不思議でならない。
個人的には(これが最後のBetaだと言うからにはおそらく正規版でも)CSSの:after,:before
に対応してくれる望みがほぼゼロになったというあたりですでに萎えているけれど。
Firefoxの2.0 Beta 1
実はこちらもまあ悪くない程度の印象を受けてしまった。
Firefoxの場合継続的に開発が続くから2.0の時点で何かの機能が入っていなかったりバグが修正されていなかったりしてもさほどがっかりはしないけれど。
検索エンジンの並べ替えが簡単に出来るUIが実装されたのはいいのだが、検索エンジン用のファイルが単一のxmlファイルへといきなり仕様変更されていたり、個人的には絶対に必要ないと感じていた各タブごとのクローズボタンが実装されていたり、ちょっと微妙な気分。
メモリの取り扱いはかなりまともになっているような印象を受ける。詳しく追求していないから知ったかぶりに書くのはやめておくけれど、メモリを多めに利用すること自体はそれほど変わっていないけれどそれでも動作は以前よりややスムーズになっている、という印象。
Virtual PC
今さら私がここで何か書く必要もない。
とりあえずもらっておけばいいんじゃないのか、フリーになったんだし(なげやり)。