デビッド・ボウイの新譜 The Next Day を予約した。
さて。
実はちょっと迷った。
でも結局、Amazonで物体としてのCDを購入することにした。
ちょっと迷った、という自分の中の心の動きが、興味深かった。
最終的には、ひさびさのボウイだし、ひょっとしたらこれが最後のアルバムになるってことも無いわけじゃないような年齢にボウイもさしかかっているし、そんなこんなを考え合わせると、なんだか「物体としてのCDが手元に欲しい」という結論に達した。
もっと若い人だったらどうなんだろうなぁ、と思ってみても、よく分からない。
若い人が特別な思いを持ってボウイの「The Next Day」を買うという例はあまり無さそうな気がする。年齢に関係なく、ボウイの音楽が好きな人はいるだろうけれど、同時代に近い感じで生きてきて、もうボウイもこのままフェイドアウトするように引退していくのかな、などと時々思い出したりしていて、そこへこのThe Next Dayがいきなり来て…というような特別感を持つ人は、多分少ない。
そうなると「わざわざ物体としてのCDを買う」という行動をどう思うか、尋ねてみるのも難しいのかな、と思ったりした。