この文書の趣旨

投稿者: | 2011年3月8日

世の中には多くの「営業本」があります。また、インターネットのサイトの中には、書店員が開設しているものもあり、その中で版元さんに対して様々な意見や苦情を述べているところもあります。
しかし書店員から見て、このように営業してくれたら気持ちよく発注するよ、という観点で公開されている文書は、ほとんど無いと思います。
そこで、版元さんと書店員が、本を仕入れ、それを売る、というお互いの本来の目的に出来るだけスムースにたどり着くための資料として、この文書を公開することにしてみました。

ベテラン営業の方々にとっては「なにをいまさら」ということも沢山あると思います。
私自身若い頃、多くの優れた営業さんに様々なことを教えられました。書店員としてその方々に育てていただいたのです。その皆さんの技を次の世代に伝える一助になればと思って書いているという面もありますから、どうか目くじらを立てないでください。
また、あくまでも書店員の側から見た、という立場で書いていますから「それはあんまりワガママだよ」という部分もあるでしょう。本音ではそんなことを思っ ているんだなということを知ってもらうためにあえて書いている部分もありますから、怒らずに、参考にしてみよう、ととらえてください。

※ご注意:一部の記事は書かれた時期が古いために現状と合わない場合があります
以下でもご紹介しているように当コーナーが本にまとまったのが2008年(実際に原稿をまとめたのは2007年暮)なので、多くの記事はそれ以前に書かれています。
そのため一部の内容は業界の常識や提供されているサービス・施設等、また日本の世間一般の現状と合わない可能性があることにご注意下さい。


当コーナーが本になりました

石塚さん、書店営業にきました。
発売●ポット出版
ISBN978-4-7808-0113-2 C0000
2008年2月15日発売予定

当コーナー「書店営業のヒント」と、かつてメールマガジンとして発行を続けていた「ちょっくら書店営業」の中からの選りすぐりです。
どうぞよろしく。

 

2008年東京国際ブックフェアでのミニ講演

TIBFセミナー「書店営業の基本」Part 2/3
TIBFセミナー「書店営業の基本」Part 3/3