床屋へ行った(やっと)

投稿者: | 2007年4月29日
伸び放題に伸びて後ろでちょっと結べるほどになっていた髪をようやく切りに行った。何ヶ月ぶりか覚えていない。
いつもの床屋のオヤジさんは、なぜだか私の髪を切るのがたいそう好きなのだが、今回あまりに久しぶりだったのでなんだかハイになっていた。「まずこうやってあたりをつけてから切り始める」と言って椅子をくるりと回して私に鏡を持たせて確認させ、ザクザク切り進んだところで「お客さんは白髪の入り具合が自然なデザインになっていていいんだ。それをどう活かすかいつも考えてるんだ」とまた椅子を回して披露する。結局、4回くらい椅子を回された。オヤジさん回しすぎ。

腕はいい。その上なぜか私の髪を自分への挑戦と勝手に受け止めていて実に熱心に取り組んでくれるので、真面目な話このオヤジさんの所に行くようになってからが、おそらく私の人生で一番髪の落ち着きがいい。一番かっこよく仕上げてくれているかどうかは別だが(オヤジさん歳だし)、時間が経ってもほとんど何も手をかけずに毎日過ごせるくらいに落ち着きがいいというのは間違いない。髪が多くて硬い私にとっては、これは本当に助かる。だから他の店には決して行かない。
オヤジさんずっと元気で店をやってくれ。
回さなくていいけどな。