インプットを減らす

投稿者: | 2009年2月3日
しばらく前からまるでリハビリのように続けている「インプットを減らす」。
とは言ってもインターネットからの、だけれど。
で、もちろん前にも書いたようにRSSリーダーの登録サイトを日々追加するのじゃなく削除する(むしろ削除したいものが残っていることを確認するために巡 回を続ける)というようなことはやり続けているが、それと同時に、情報の入り口そのものを絞り、かつ情報を散逸させないためにGmailのアカウントを 次々捨てる、ということもやっている。

早い頃からGmailを使っていたこともあり、Gmailという器をどういう風に使えるかいろいろと実験していた時期があった。
ひどいときには「特定のジャンルのメールマガジンは特定のGmailアカウントにまとめる」などということもしていたことがあった。
そんなこんなで実はGmailアカウントを7つも8つも持っていた(←過去形)。
多すぎるアカウントは使い勝手も悪く、しかも、入り口が多い分だけ「じゃあこのサービスはとりあえずこのアカウントで試し登録してみるか」というように、 あまり考えずにどんどんやってしまって結局使わないサービスの山といまや無意味になったニュースレターの洪水だけが残る、というような状態になっていた。
べつにGmailのアカウントがたくさんあろうが無かろうが同じじゃないか? という話もあるが、少なくとも私個人は、自分が実際に「必要で使っているアカウント」を汚されたくないという抑制がかかっていればもう少し慎重に行動するという違いが、多分、ある。
ここ数ヶ月かけて最低限必要な数のアカウントに絞りつつある。うっかり重要な(しかしそうしょっちゅうはアナウンスが来ないような)サービスに割り当てたことを忘れていないか、じっと待ちの体制に入っているアカウントもあり、あと数ヶ月でさらに絞り込める予定。

情報は結局情報にすぎないという(その手の)言い方はまあいいとして、単純に情報の絶対量が多すぎるということそのものがとても不健康な状態だということには、早いうちに気付いた方がいい。