自分では「建物の夢」とひとくくりにしてきたけれど実は建物の中が主になる場合と外が主になる場合の二つがあるな、と気付く。
今朝見てたのは外の方のケース。
今朝見てたのは外の方のケース。
多くの建物がぎっしりと連なっている街の屋根の上にいる。ずいぶん遠くまで屋根づたいにどんどん歩いていけそうで、実際近くをランドセルを背負った 子供たちがぴょんぴょん跳ねながら遠ざかっていく。霧が出ているわけではないけれど屋根の軒先より下は全く見えない。空中に屋根の連なりだけが、ぽっかり と浮いて、どこまでも続いている。
自分も子供たちを追って動き始めるけれど、子供たちがやっていたように道路をはさんだ反対側の屋根の連なりへ飛び移るのは自分には無理だということがすぐに分かる、肉体能力的にも、精神的にも。
あきらめて屋根から降りようとするが、雨樋や配管を伝ってではないと降りられないことに気付き、冷や汗がにじんでくる。そんなはずはない、自分はどこかからもっと簡単に屋根へ上がったはずなんだから、と思っても、全く思い出せない。
そこで目が覚めた。
以前同じように屋根に上る夢を見たが、その時は屋根の上にも地上にも大量に雪が積もっていて、その時も確かうまく降りられなくなったけれどもたっぷり積もった雪の中に飛び降りて事なきを得た、という記憶がある。
ということで、どうも自分には「屋根に上がるけれど結局うまく降りられなくなる」という「建物の夢の傍系」も夢のパターンにあるということを知った。
「屋根に上がるけれど結局うまく降りられなくなる」とまとめると、あっているけれど、本当にただのアホのようだ。