仕事場探訪:キャンピングカー「Airstream」を移動可能なオフィスに : ライフハッカー[日本版]:この記事を読んで、自分もいつか放浪したいものだと思った。
いやまあこの記事は移動オフィスの話なんだが、いつか一つ所に定住しないで放浪したまま暮らしたいと思ったりした。
ここしばらく引越ししていないが、それでも本以外にはほとんど物は増えていない。
実はずっと前から我が家には箪笥はひとつもなく大きな家具はテーブルと椅子だけだ(もちろんベッドなどはあるが、基本的にパーツに分解できるものは「大きい」という勘定に入れない)。大きな家電も冷蔵庫とテレビだけで、多分いつでも引っ越せる。
引っ越そうと身構えているわけではないのだが、物が身の回りに増えていくことにははっきりと拒否感があって、物を愛することで自分が身動きできなくなりたくない、と心の底ではいつも思っている、らしい。
それをもっと推し進めると、そもそも土地に固定された家がない、という方がもっといいかもしれない、ということになる。
家、というか自分が自分自身のものとして専有できてくつろげるスペースは欲しいので、ほんとうの意味で体ひとつで放浪したいとまでは思わないが、通常の家というものはかなり自分をしばりつけるものでもある。できればそこから、少し、自由になりたい。
実践すると、期待しているよりずっと不便だろうし、寂しくもあるだろう。
でも、実はそういうことも含めて放浪の味なんだけれど、嫌な人は多いだろうな。
なんかそもそも自分は常に0.何ミリか周囲から浮いている気がするので、何かきっかけがあるとそっちの方へ滑り落ちていってしまうかな、という気がする。