ようやくこのサイトをhttps化。
いつかはやらなければなぁ…でもさっぱり更新されない個人サイトにすぎないしな…程度の気持ちだったけれど、Xserver上でWordPress一本でできているから、証明書の取得と設定はワンクリックだし、WordPressはプラグイン一本入れるだけなんだから、いいかげん重すぎる腰を上げようよ、と自分に言ってみた。
使っているテーマに直接手を入れておらず、http://を直に書き込んでいるコードも全くないようだったので、結果としてほとんど手間はなかった。うっかりウィジットの中に自分で入れたリンクに数か所まじりこんでいたのを発見したけれど、結局それだけだった(と今のところ、思っている)。
それにしてもWordPress一本ですませるのはたしかに楽で必要十分だけれど、
➡️GoogleはWordPressサイトのウェブページ表示速度の向上に本腰を上げて取り組む(Gigazineの記事)
みたいなのを目にすると、シェアが巨大すぎる両者がウェブの動向を大きく左右するさまについて、ちょっとだけ、微妙な気分になる。WordPressもGoogleもなにも悪意はないのだろうけれど、巨大な力は自動的に何かを引き寄せてしまいがちだよなぁ。
などと。
そもそもウェブサイトのhttps化もGoogleの強力な圧で推進されたのは間違いなく、何故サイトがhttps化されるのが良いことなのかはもっともなことばかりなのだけれど、20年後に後悔していないのかどうか、なんだか自信はもてない。未来に対して自信がもてることなど、もちろん無いのがあたりまえだけれど、それでも、
ふと路地で立ち止まって狭い空を見上げ、
いつのまに、
なぜ、
ここへ来たんだっけ、
と思うような、そんな日が来ないかどうかわからない、という気持ちがなぜかする。
…というシーンから始まり、淡々と歴史を過去へ過去へと逆回転で描いていくディストピアSFとか書きたい。