サリンジャーを読み返す

さて、そんなわけでサリンジャーだ。それを今この歳この時代になって読み返しても面白いのか、やってみた。 はじめに、がっかりさせるのは残念なんだが『ライ麦畑でつかまえて』(「キャッチー・イン・ザ・ライ」という書名で村上春樹御… 続きを読む »

ヘミングウェイを読み返す

しばしば「〇〇は今読んでも面白いのか」を試すために、一人の作家をまとめて読み返す。 先日までヘミングウェイを読み返していた。 ヘミングウェイは高校生の頃にはじめて読んで印象に残り、いささか影響も受けた。しかし本気で、一気… 続きを読む »

いつもどおり、漠然と迷う夢

起き上がって少し経ってから、また迷子の夢を見たことに気付いた。 そもそもそんな所にいる理由も分からないままかなり遠いところから自分が普段知っている生活圏内へ戻ろうとして乗り物に乗るけれど、ちゃんとたどり着けるのかどうかよ… 続きを読む »

なにも生み出さずに生きることは出来ない

ここしばらく、ぼんやりと考えていることがある。 「苦労そのものに価値はない」とか「何かを手に入れるために苦しみがなければならないという考え方は単なる思い込みだ」とか、そういう類の発言。一見、正しい面もありそう、に見えるけ… 続きを読む »

スティーヴン・キングを読み返す

なにがきっかけだったのかもう忘れてしまったけれど、スティーヴン・キングの作品はほんとうに面白いのか、ということが気になった。 より正確に言うと、これまで沢山のキングの本を楽しんで読んできた、はず、だが、今この歳になって読… 続きを読む »

デビッド・ボウイの新譜を予約した

デビッド・ボウイの新譜 The Next Day を予約した。 さて。 実はちょっと迷った。 でも結局、Amazonで物体としてのCDを購入することにした。 ちょっと迷った、という自分の中の心の動きが、興味深かった。 最… 続きを読む »

なぜそれを「歴史」と感じるんだろう

1966年東京の日常生活を記録したドキュメンタリー映像 – モジログで知って、観てみた。 45年とか50年とか経ってしまうと、それはもう個人と直接連続している過去ではなく、感覚としては歴史になってしまうんだよ… 続きを読む »