OSのCMって難しいんだろうね

投稿者: | 2007年2月18日
ここのところAppleがずっとやっているコマーシャルアップル – MacをはじめようをTVで見かけるたびに、だんだん「パソコン君」が可愛く思えてくるのだが・・・。
アンチMacでもアンチWindowsでもない、ということは前にもどっかに書いたとおりなわけだが、このCMはMacの良さを感じさせるという目的からはちょっとずれちゃっているような気がしないでもない。パソコン君は確かにアホっぽいけれど、比べるとなんだかMacを演ずるキャラクターが「いい人なんだろうけれど実は周囲を微妙に見下していて、しかも第三者が客観的に判断すると実のところそんなにすぐれた奴でもない、みたいな今ひとつ好きになれない人」に見えてくる。
個人的には旅行の思い出を円グラフにするパソコン君が、ある意味ユニークで、ブログに・・・とか言っているMac君よりずっと楽しそうに思えてならないぞ、と。

というわけでAppleのCMも今ひとつだけれど、Microsoftとなると毎回毎回目も当てられない出来なんだよね。
見るたびにつまらないと思うレベルをこえたため息が出る。機嫌が良くない時だと怒りさえ感ずる。なぜにあんな大会社が(多分)高いお金をかけてこんな馬鹿 みたいなCMしか作れないのかと見ていてイライラしてしまうわけ。製作会社が悪いというより「これでOK」と了承を出したのは最終的にMicrosoft であるはずなので、その判断が信じられないという気分にさせられる。

でもちょっと冷静になってみると、ある特定のソフトや特定の機能を持った電機製品と違ってOSというものを15秒なり30秒なりで表現するのはとても難しいのだろうなぁ、とは思う。
こういう難しいテーマにチャレンジしてみる若い人を募って、YutubeかなんかにどんどんCMを上げさせてみるというようなイベントをやったらきっと面 白いと思う。中には本当にいいものを作る人がいるかもしれないし、そういうイベントを公認するというだけで企業の宣伝になるしね。