バックアップ

投稿者: | 2007年3月4日
最近ようやくメールのバックアップを取るのをやめた。
もともとかなり神経質にバックアップを取る方なので、もう何年間もメールのバックアップを定期的にやり続けてきた。
でも当たり前だけれど、メールの量はどんどん増えていく。意識的に手動でバックアップをするという手間そのものも、正直面倒くさい。
Gmailの英語版で任意のメールボックスを読みに行けるようになったこの機会に、バックアップしておきたいアカウントは全てGmailに読みに行かせて おくことにした(メールボックス内の削除はさせない)。Gmailそのものをメインのメール環境にするわけではないけれど、とりあえずこうやっておけば事 実上自動で全てバックアップしていることになる。時々必要なメールがスパムに誤って分類されていないか確認しに行くだけ。
大分前からGmailは招待制ではなくなり、しかもアカウントを取る時に代替のメールアドレスを強要されることもなくなったのでやろうと思えば幾つでもアカウントを持てるようになったこともあり、分かりやすいようにアカウントごとに別々にしている。
そこまでGmailに依存してもいいのかという危惧は確かにあるけれど、今のところこれ以上楽な方法がないので目をつぶっている。
リアルタイムでメールを確認したいアカウントはこの状態からさらに転送させている。スパムがGmailで一旦ふるい落とされるという余録もある。

もっとも面倒だったメールのバックアップはひとまずこれでよくなったけれど、他にもバックアップしておきたいものはある。
Firefoxの拡張Gmai File spaceを使って(やはり専用の)Gmailアカウントにアップロードするというスタイルに変更している最中。
本当は以前のようにただサーバにFTPなどで上げておく方があとの扱いがより簡便なのだけれど、自分が使っているサーバよりGmailの方がはるかに容量が大きいのだから(ややむなしいけれど)いたしかたない。

バックアップとはちがうけれど、ちょっとURLメモ(今時の言い方で「あとで読む」的なもの)の作り方も変えた。
ずっと(それが一番簡単なので)単にデスクトップにドラッグ&ドロップしてURLショートカットを作るというやり方をしていたけれど、それだとショートカットを作った特定のマシンの前にいないと使い回せない。
Google Noteも試してみたが、正直使い勝手が悪い。
そこでdel.icio.usに、メモだと分かる専用のタグをつけて、not shared(共有しない)でどんどん放り込むことにした。確認時の手間をさらに減らすためにそのタグだけを表示した画面のブックマークをブラウザに入れておく。
用が済んだり、読んでみて残す価値がないことがはっきりしたりしたものはどんどん削除する。本来のブックマークが「あとで読む」的なブックマークの山で混乱しなくなる。
一時的なメモはdel.icio.usのメモ専用タグへ、参照情報として価値があると判断したものは通常のdel.icio.usへ、恒久的に使い続けそ うなものはブラウザのブックマークに、というフィルターを通すようにしておくことでブラウザのブックマークが肥大することも避けられる。

まあ正直、どうというほどの話じゃない。
ここからさらに携帯でも利用しやすいようにもう一工夫を始めれば、かなりwiredな人になれるんだがなぁ。