Feedly – 良くできたスキン
Feedlyは誤解されることを承知で言っ てしまえば、Google Reader の良くできたスキンあるいはテーマ機能だ。feedly: a magazine-like start page とうたっているが、まあ個人的な意見としてはmagazineと言えるほどのレベルではない。ただ、大量のRSSをかなり見やすくレイアウトしてくれる し、操作も比較的直感的でストレスが少ない。Google Reader自体もショートカットキーを指に覚えさせてしまえば操作は非常に楽だけれど、feedly程見やすい画面ではない。
既読・未読、スター、共有などは全てGoogle Readerと同期するし、feedly上であらたにRSSの購読を追加すればそれも反映される。
feedlyは実際にはGoogle Readerのための良くできたスキンだというだけではない。初期設定から変更していなければ、ブラウザで検索をするたびにTwitterや FriendFeedから検索した結果を画面右下にオーバーレイする小窓に示してくれたりもする。
まあ、悪くない。
でも実のところ私は使っていない。私にとってはやはり、比較的良くできたGoogle Readerのスキンだというだけだ、今のところ。
FriendFeed – フィルタリングして使う
FriendFeedについてはすでに一度書いた。その後変化があったことだけを書いておく。
今でもTwitterでフォローしたアカウントは全部FriendFeedにも登録している。FriendFeedにアカウントを持っている人であればそ れを、なければTwitterと(あれば)ブログなどをまとめて登録する。しかし今は、そのように準備を整えた上で、Twitterからの発言は全て非表 示にして使っている。FriendFeedをTwitterクライアントとしては結局は使っていない(常時見ているものとしても、投稿する窓口としても結 局は常用していない)ので、ここではTwitterに流れてくる以外の情報だけを抽出して表示させているということだ。
それならば最初からTwitterアカウントは登録しなければいいようにも思うが、FriendFeedのアカウントを持っている人を購読した場合にはほ ぼ100%Twitterアカウントがセットになっているという現実的な問題もあるし、それに、いざという時にはいつでもTwitterの代替になれると いう面もないでもない。
フィルタリングの操作そのものは簡単で、任意のTwitterからの記事を「非表示」にし、「同じタイプのアイテムを非表示にする」を選び、「全 ユーザーの Twitter のエントリーを非表示にする」の方を選び直すだけでいい。これで、興味をもって追っているユーザーのブログ、delicious、Tumblrその他とに かくそのユーザーが登録しているTwitter以外のサービスからのエントリーだけが見える状態になる。
Twitter – TwittSevenを使う
ここしばらく使っていてわりと気に入っているGreasemonkey スクリプトがこのTwittSeven。
この手のモノではお約束のRTリンクを加える機能もあるが、まあ私自身はほとんどRTをすることはないのであってもなくても不満はない。
自動更新、短縮URLを伸張して見せる機能、画像を小窓でポップアップ、などはどれも普通だし、未読・既読管理が出来たり、誰かの返信投稿のリンクにカー ソルを載せると返信の元になった投稿内容その物をポップアップに呼び出して見せてくれる機能など、便利ではあるけれどとび抜けてすごい機能満載というわけ ではない。ただなんだか機能の組み合わせのバランスがいいし、動作が重くなりすぎることもない。
「すごく便利」というものではなく「そこそこ便利という程度だけれどなんだか使っていてストレスがない」というあたりが、私個人が求めていたものにかなり 近かったらしい。これを使い始めてからいわゆるTwitterクライアントをほとんど使わなくなった。Twitter本家サイトをこの TwittSevenを有効にしてタブのひとつに開きっぱなしにしておく、というだけで特に不満を感じなくなってしまったのだ。
複数カラムでグループ分けできるクライアントなどを次から次へとさがしては試していたはずなのだが、じゃあ自分が本当に求めていたのはそういうことではなかったということなのか? とちょっと拍子抜けしたりもしている。