『デューン/砂の惑星』を褒めたかったのだが
『デューン/砂の惑星』(フランク・ハーバート)シリーズを今更ながら読み返し始めたらなんだか結構楽しかったよ、と書こうと思ったら、早川書房のサイトには情報がすでに全くなかった。早川書房のサイトだけを見ると、かつてそういうも… 続きを読む »
『デューン/砂の惑星』(フランク・ハーバート)シリーズを今更ながら読み返し始めたらなんだか結構楽しかったよ、と書こうと思ったら、早川書房のサイトには情報がすでに全くなかった。早川書房のサイトだけを見ると、かつてそういうも… 続きを読む »
ほんとうに売れているのか? とか、売れてもそれ自体では常にAmazonは赤字であるというのはホント? とか、本の売り上げが増えたと公式にはうたっているが統計マジックではないのかとか、なによりほんとうに人気があって普及しつ… 続きを読む »
大手出版社、文書共有サービスのScribdを利用し始めるとは言っても、日本の出版社の話ではない。そうであったら面白いと思うけれど、違う。 Scribd 以前から、時々ながめたりしてはいた。日本のMangaの描き方を英語で… 続きを読む »
最近ウィリアム・ギブスンの初期作品を一気に読み返して、なかなか面白かった。当時「ギブス ンは技術が本当には分かっていない」的な批判が飛び交ったこともあるけれど、今になって読んでみると驚くほどすんなり納得出来るものばかりじ… 続きを読む »
月の骨ジョナサン・キャロル東京創元社 ジョナサン・キャロルを「某女性へ薦める本」リストに加えるかどうか、ちょっと悩んだ。 『月の骨』そのものは文句なく面白い、と個人的には思う。紹介するかどうか決めるために久しぶりに読み返… 続きを読む »
メルニボネの皇子―永遠の戦士エルリック〈1〉マイクル ムアコック早川書房 破滅的にして華麗。おなじみの約束事やアイテムをきっちり押さえつつここまで予測のつかない物語を紡いだムアコックは、やっぱりすごかった思う。今となって… 続きを読む »
あまりにもいとおしそうに本を読む喜びを語る姿に感動したので、その女性なら気に入ってもらえそうな本を紹介する、というきわめて限定的な試み。 心地よく秘密めいたところピーター・S・ビーグル東京創元文庫 ビーグルは『最後のユニ… 続きを読む »
ヴァリス創元推理文庫フィリップ・K・ディック東京創元社ISBN:4488696058 『ヴァリス』と『聖なる侵入』は、ディックの集大成と言われてはいるけれど、正直なところ、この半分の長さに切りつめても作品としてはじゅうぶ… 続きを読む »
暗闇のスキャナーフィリップ・K・ディック東京創元社ISBN:4488696090 ディック連続再読。いやあ、これは私にはダメだわ。そもそもドラッグ・カルチャーに共感をいだいたことが全くないので、実のところ読み通すのがけっ… 続きを読む »
流れよわが涙、と警官は言ったフィリップ・K. ディックハヤカワ文庫 SFISBN:4150108072 ディック連続再読。 堂々たる傑作。あまりにも整いすぎていてディックらしくないという意見や、SF 的アイディアの部分が… 続きを読む »