モーリタニアのたこ

投稿者: | 2009年3月4日

地元の小さなスーパーのチラシは、経費を削減してお客様により還元するために新聞折り込みにさえしない、つまりそのスーパーに実際に行った人が持ち 帰るしかないという徹底ぶりだったりするが、それは本題とは全く関係なく、このチラシによく「モーリタニアのたこ」というのが載っている。
耳にしたことはある、そしてアフリカのどこかだったことは漠然と知っているがそれ以上の知識がないことが気になって調べてみた。

むー、そうか、モーリタニアとはこういうところだったのか。
しかもモーリタニアはあくまで略称で正式にはモーリタニア・イスラム共和国というということも知らなかった。

過去の歴史にしろ、現在の政情にしろ、けっして平坦ではないわけだが、そういうところからとにかくタコが送られてきて、モーリタニアの誰かの収入に なり、私たちはそれを買って食べたりしているわけだなぁと、最近ではもうごく当たり前の「食料調達のグローバル化」なのだが、なんだか考え込んでしまっ た。

モーリタニア*砂漠の国へようこそ
というページもあって、なぜ(失礼)このページがGoogleでもYahoo!でも異様に検索結果の上位なのかと思ったら、作者の志賀あけ美さんてパリ・ダカールラリーの主催者ASOの日本事務局代表なのね。そしてモータースポーツ好きの方なら多分常識中の常識なんだろうけれど、2008年のパリ・ダカはモーリタニアの治安悪化が理由で中止された(そしておそらく今後はアフリカではなく南米に舞台そのもが移ることにもなった)、と。
で、くどいけれど、そこから来るたこを、地元の小さなスパーの店頭を通じて私たちは買う、と。
うーむ。
現時点で、なんの結論も、個人的な「意見」もないんだけどね