書店業界のあれこれ」カテゴリーアーカイブ

本は大量に売れるものなのか?

大量販売が前提のシステム 雑誌の場合はひとまずおくとして、書籍は大量に売れることが大前提になって全ての議論がなされ、システムもそのように最適化されているように感じます。しかし本当にそれは現実的なのでしょうか。 いや、我が… 続きを読む »

毎日一冊入ればそれでよい

あえて暴言 いろいろと考え合わせなければならないことがあったり、実現するには様々な部分が連動して変わらなければならないので、それを言っちゃあいけないのよ、という話もありますが、あえて言ってしまいます。 ストックなんかいら… 続きを読む »

外側の思考

液晶モニタとブラウン管モニタ 今更言うまでもないが、日本では年々人口に占める高齢者の割合が増えている。私も歳を取ってきたから実感として分かるが、歳を取ってくると老眼が進み、小さな文字を見るのがつらくなってくる。また、そも… 続きを読む »

顧客は小さな専門家

どのような業種でもおそらくそうだが、書店にとって人材は何物にもかえがたい宝である。特定の才能を持った個人を大切にし、それら個人同士がよいチームワークを保てるように常に努力することが企業の務めである。・・・という発言に対し… 続きを読む »

なぜ残業をするのか

残業を非常にたくさんする同僚がいる。早朝から(時には始発電車でやってきて)働き始めることもあるし、正規の営業時間が終わったあと終電まで働くこともある。しかも、しばしばであり、かつ無償である。どんな企業でも忙しい時期は同じ… 続きを読む »

人材が確保できない

書店人はしばしば商売というものの基本を理解できない・あるいは誤解してしまうほど頭が悪い、というお話を前回はしました。この問題は、私がわざわざ言う までもなく、根本の部分ではもちろん委託配本制や再販価格維持制度などにも深く… 続きを読む »