同時並行読書

先日ベッドメイクをやり直すために片付けたら、枕元に ラプソディ―血脈の子〈下〉 (ハヤカワ文庫FT) 日用品の文化誌 (岩波新書) HTML5基礎 聖書 があった。まあ私としては同時並行で複数冊の本を読むのは昔からのこと… 続きを読む »

いやな近未来小説:『新刊は出ません』

20xx年、とある朝。TVをつけるとNHKニュースでアナウンサーがこう言う。 「…これからの1年間、新しい出版物は一切出ないことになりました。では首都圏のお天気情報です。」 今日も蝉の声が、すでにうるさい。見下ろす向かい… 続きを読む »

ようこそ引越し先へ

というわけで、IKIMONO net clubからおいでになった皆さん、ようこそ。えー、なんかDark Side of ikimonoとか言ってますが別にこちらで私の暗黒面が見られるわけではありません。単に本家が「正面」… 続きを読む »

書店が嫌い

書店が嫌いだという声 最近、書店店頭がおしつけがましくて嫌だという話を、直接聞いたり、インターネット上の日記やブログの記述を目にしたりすることが妙に多くなりました。具体的には「プロモーションビデオやBGMがうるさい」「誇… 続きを読む »

抽象論をひねくりまわさない

無くなると困る? 出版社におつとめの方に訊きましょう。あなたが営業に行っているB書店が無くなったら、あなたの会社は困りますか? 次に、書店にお勤めの方に訊きましょう。A出版社が無くなったら、あなたの会社は困りますか? 最… 続きを読む »

土嚢

書店員だった頃、ふと思ったりしました。「ベストセラー本というのは土嚢みたいだな」土嚢(どのう)つまり、河が増水した時に堤防の上に積み上げたりするあれです。 ベストセラーはもちろんとても大切です。切らしてしまうと、堤防が決… 続きを読む »

小説仕立てのビジネス書

「アレックスは寝不足の頭を抱えながら会社へ向かっていた。期限が迫っているプロジェクトのことを考え始めると目が冴えてしまってろくに眠れなかったのだ。大きくため息をついて空を見上げた。今日も暑くなりそうだ。」 …。アレックス… 続きを読む »

本は大量に売れるものなのか?

大量販売が前提のシステム 雑誌の場合はひとまずおくとして、書籍は大量に売れることが大前提になって全ての議論がなされ、システムもそのように最適化されているように感じます。しかし本当にそれは現実的なのでしょうか。 いや、我が… 続きを読む »

毎日一冊入ればそれでよい

あえて暴言 いろいろと考え合わせなければならないことがあったり、実現するには様々な部分が連動して変わらなければならないので、それを言っちゃあいけないのよ、という話もありますが、あえて言ってしまいます。 ストックなんかいら… 続きを読む »

外側の思考

液晶モニタとブラウン管モニタ 今更言うまでもないが、日本では年々人口に占める高齢者の割合が増えている。私も歳を取ってきたから実感として分かるが、歳を取ってくると老眼が進み、小さな文字を見るのがつらくなってくる。また、そも… 続きを読む »